外貨投資にサムライ魂を入れ込む投資で生計立てるサムライ日記
FOMC声明を受けて出口戦略への予測が高まったことを背景としたドルロング優勢の背景を引き継ぐ中、ドル/円は90.00円近辺の売りオーダーを徐々に吸収し、東京マーケット中盤に90.25円近辺へと上昇。しかし、90円台中盤にかけては本邦輸出会社の売りが積み上がっていたことからドルロングも一段落し、GLOBEXのNYDOW先物の下げ幅拡大を背景とした危険回避の円ロングがみられたほか、まとまった売りによるポンド/円の暴落につられて、ドル/円も一時89.55円近辺まで暴落した。欧州マーケットではポンド/円の暴落をきっかけとしたクロス円での円ロングが一段落するとドル/円も89.55円近辺で下げ止まり、その後は予測外に弱い英小売売上高指標を受けて対ポンドなどでドルロングが弱まったこともあり90.15円近辺へと復活。NYマーケットではギリシャの格下げなど欧州の信用不安を背景に対ユーロでドルがさらに買われたことが波及すると、ドル/円は一時90.35円近辺まで堅実。